診療のご案内
外来受診の流れ
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1.予約
初診の方
当院は原則予約制です。専任の担当者が対応いたしますので事前に来院もしくは電話にてご相談ください。
再診の方
お電話でご予約いただくか、診察時に直接ご予約ください。
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2.受付
初診の方
マイナ保険証と各種受給者証、またお持ちであれば紹介状等を受付にご提示ください。
※マイナンバーカードによる保険情報の確認も可能です。再診の方
診察券を受付にご提示ください。
毎月、保険証等を確認させていただいております。 -
3.精神保健福祉士
によるヒアリング精神保健福祉士が症状や
お悩みについてお伺いします。精神保健福祉士のご紹介
当院の相談員は、精神保健福祉士(国家資格)です。
心の悩みを抱えた患者様やご家族が直面する問題の解決の援助をはじめその人らしいライフスタイルを獲得していただけるようお手伝いいたします。在宅生活に関するお悩みや、福祉サービスの利用、その他なんでも構いません。 お気軽にご相談ください。 -
4.診察
お呼びしましたら、診察室にお入りください。
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5.お会計
順番にお呼びいたしますので、受付前ロビーでお待ちください。
当院は「院外処方」となっております。
処方箋は会計時にお渡しいたしますのでご希望の保険薬局にお持ちいただきお薬をお受け取り下さい。
診療科目
精神科
内科
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精神科
当院では、向精神薬の多剤、大量、長期処方を可能な限り控え、患者様にとって最適量の処方を行っております。
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認知症開く
認知症とは?
認知症は、年齢と共に低下する精神活動の範囲を超えて、認知機能が異常に低下する状態を表す言葉です。
認知症を引き起こす原因となる病気には、アルツハイマー型認知症、血管性認知症、脳損傷、脳腫瘍など、さまざまなものがあります。また認知症は、記憶などの認知機能障害だけでなく、失禁や歩行障害などの神経症状や、失くしたものを誰かに盗られたと訴えたり、性格が変化して怒りっぽくなる、気分の落ち込みがみられるなどの精神症状を伴うこともあります。当院での治療
認知症の完治への治療方法は見つかっていませんが、お薬により進行を遅らせることや行動・心理症状を改善させることは可能です。認知症は患者様ご自身で気づくことは非常にまれです。患者様の周囲の方で、何か気になることがおありの際は、お気軽に当院へご相談ください。
認知症グループホーム「ソレイユ」はこちら
認知症対応グループホーム -
うつ病開く
うつ病とは?
双極性感情障害(躁うつ病)は、うつ状態の時期に加えてエネルギーが満ちあふれて活発に活動し過ぎてしまう、そう状態の時期を繰り返す病気です。
そう状態は後から出現することがあり、患者さんご自身がそう状態の時期を不調と感じない場合もあります。当院での治療
多くの場合、気分安定薬という、気分の浮き沈みを抑制するお薬で治療をします。また、「そう」と「うつ」それぞれの症状が強い場合には、感情の高ぶりを抑える薬(非定型抗精神病薬など)や抗うつ薬を併用する場合があります。
双極性感情障害は自然に治るものではなく、長く治療を続けていく必要のある病気です。
どのように病気と付き合い、投薬などの治療を進めていくか、当院では患者さまひとりひとりに合わせ、お話し合いをしながら治療方針を決めていきます。 -
躁うつ病開く
躁うつ病とは?
双極性感情障害(躁うつ病)は、うつ状態の時期に加えてエネルギーが満ちあふれて活発に活動し過ぎてしまう、そう状態の時期を繰り返す病気です。
そう状態は後から出現することがあり、患者さんご自身がそう状態の時期を不調と感じない場合もあります。当院での治療
多くの場合、気分安定薬という、気分の浮き沈みを抑制するお薬で治療をします。また、「そう」と「うつ」それぞれの症状が強い場合には、感情の高ぶりを抑える薬(非定型抗精神病薬など)や抗うつ薬を併用する場合があります。
双極性感情障害は自然に治るものではなく、長く治療を続けていく必要のある病気です。
どのように病気と付き合い、投薬などの治療を進めていくか、当院では患者さまひとりひとりに合わせ、お話し合いをしながら治療方針を決めていきます。 -
統合失調症開く
統合失調症とは?
考えや気持ちがまとまらず、幻覚や妄想が現れるために非常に苦痛を感じる病気です。
最も有効とされている治療は薬物療法ですが、ストレスマネージメントや環境を整えることも症状を軽減させるためにとても役立ちます。当院での治療
まずは、基本的に症状を抑制するためのお薬を飲んでいただきます。最初は症状を抑えるために、しっかりと薬を服用していただき、症状が治まってきた段階でお薬を徐々に減らしていきます。結果として、このような方法が治療全体を通した薬の量を最も少なくなります。1カ月に1回注射をするお薬などもございます。
また、一般的な社会活動に少しずつ復帰できるよう、共同作業所やデイケアのご紹介なども行っています。就労継続支援B型事業所『ぽると』はこちら
就労継続支援B型事業 -
睡眠障害開く
睡眠障害とは?
睡眠障害には、寝ようと思っても寝ることがなかなか出来ない不眠症や、時と場所を選ばずに強烈な眠気に襲われる睡眠異常など様々な症状があります。
一般的に睡眠時間は個人差があるものなので、睡眠時間が人より短くても、 日中の強い眠気があるなど、日常生活に支障をきたすことがなければ問題ありません。
睡眠のことで疑問に思うことがありましたら、ぜひ一度お気軽にご相談ください。当院での治療
当院では、要因となっている生活習慣の改善や環境の調整などを行い、改善がみられなければ睡眠障害のタイプに合ったお薬を処方いたします。
また、睡眠薬を依存させないため、症状が改善した段階でしっかりと薬を減らしていくことが大切です。 -
適応障害開く
適応障害とは?
適応障害とは、生活の中で生じる日常的なストレスにうまく対処することができない結果、抑うつや不安感などの精神症状や行動面に変化が現れて社会生活に支障をきたす病気です。
当院での治療
適応障害の治療としては、ストレス原因を取り除く、あるいは遠ざけることが大切になります。しかし、状況によっては環境調整(休職や休学など)が難しい場合も少なくありません。そのような場合は、補助的にお薬を使ったり、心理療法を通したカウンセリングを行うことでお困りの症状を和らげながら、どのようにして現在の環境と折り合いをつけていったらよいか一緒に考えていきます。
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不安障害開く
不安障害とは?
不安障害は、心配や不安が過度になりすぎて、日常生活に影響が出てしまう病気です。
ひとくちに不安障害といっても、パニック障害や社会不安障害、強迫性障害、全般性不安障害、PTSDなど様々な不安障害があります。当院での治療
不安障害の治療は、薬物療法とカウンセリングが中心になります。薬物療法としては、抗うつ薬や抗不安薬、睡眠薬などが使われます。
また、カウンセリングでは、こころと体をリラックスさせる、苦手なモノや場所に少しずつ慣れさせていく、極端な考え方のクセを見直すといったことを行っていきます。 -
パニック障害開く
パニック障害とは?
パニック障害とは、場所と時間を選ばずに突然パニック発作(動悸や息苦しさ、胸部不快感、吐き気、めまい、手足のしびれなどの体の症状)が起こり、「このまま死ぬのではないか」というような恐怖感に襲われる疾患です。
パニック発作はたいてい数十分程度でおさまりますが、発作を重ねると、「また症状が出たらどうしよう」という不安が強まり、発作がおきてもすぐに逃れられない状況を避けるようになる傾向があるため、日常生活に制限が出てきます。当院での治療
抗うつ薬(SSRI)を中心に治療をおこない、不安感や恐怖感を軽減します。また、心理療法も有効と言われており、当院では患者様の不安に寄り添って無理のない範囲で治療を進めていき、発作が軽減されるようになったら、徐々に外出など苦手なものに慣れるようにし、通常の日常生活や社会生活への復帰を目指します。
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発達障害開く
発達障害とは?
「空気が読めない」「じっとしていられない」「仕事でミスが多い」「同時作業や計画を立てることが苦手」などが続いている場合は、発達障害の可能性があります。
代表的なものには、コミュニケーションが苦手でこだわりが強い自閉症スペクトラム障害(ASD)や、多動で衝動性を抑えられず不注意が多い注意欠陥多動性障害(ADHD)などがあります。
大人になってから診断される場合には、職場などの環境に対する不適応で発達障害が疑われることが多いです。
当院では、臨床心理士による心理検査や、その後のフォローアップ体制などが充実していますので、気になることがありましたら、まずは当院への受診をおすすめします。当院での治療
発達障害は脳の機能障害が原因と考えられています。
これは生まれ持った脳の機能の特徴とも言い換えられますので、発達障害の「治療」の目指すところは、「治す」というよりも、その特徴に合わせて生活に支障をきたさないようにしていく、ということになります。
当院では、まず不適応となる生活状況をできるだけ詳細に伺い、ご本人にとってより良い環境を一緒に探していきます。発達障害がどのようなものかを丁寧にご説明した上で、ひとりひとりの状況に合せて回復への治療を一緒に行っていきます。
また、必要に応じてカウンセリングなどを取り入れたり、イライラや抑うつなどの二次障害やADHD症状(不注意や多動性)が目立つようでしたら、お薬をご提案することもあります。心理検査
性格傾向や特性、知能や発達水準、精神状態などが検査できます。
当院では、臨床心理士による心理検査を行っております。
心理検査は、以下のようなことにもご活用いただけます
・自分では意識していなかった傾向や特性を知ることができる
・今後の生活を送りやすくするためのヒントになる
・自分自身の特性について他の誰かに伝える際の資料として役立つ
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内科
生活習慣病など、内科全般の診察を行っております。
当院には、内科専門医が在籍しており、内科疾患の医療を真心こめてご提供しております。
体調が優れない
薬の維持や調整をしてほしい
各種ワクチン接種や健康診断(特定健診)を受けたい など
当院では、以下の検査や診断、ワクチン接種などが可能です。
検査
血液検査
貧血や炎症の有無、肝臓や腎臓の異常、糖尿病の疑い、生活習慣病のリスクなどがわかります。
尿検査
腎臓の病気、膀胱や尿道の病気、糖尿病、腎結石や尿管腫瘍などがわかります。
心電図検査
不整脈、心臓の肥大、狭心症や心筋梗塞、心臓の動きや形の異常などがわかります。
レントゲン検査
肺や心臓、血管、気管支などの状態、肺の炎症、心臓や血管の異常、胃や腸などの腹部臓器の状態がわかります。
腹部超音波検査
肝臓、腎臓、胆嚢といった腫瘍や癌の有無、炎症の有無、脂肪肝やポリープの有無などがわかります。
脳波検査
てんかんなどの発作性意識障害、脳血管障害、頭部外傷などによる異常、睡眠関連の病気などがわかります。
感染症検査
インフルエンザ、コロナウイルス、ノロウイルスなどの感染症検査を行っております。
視力検査
聴力検査
CT導入予定
健康診断
当院では、各種健康診断を行っております。
異常値がある方、生活習慣病のある方には、当院に在籍している管理栄養士による栄養指導を受けることができます。個別にお食事の内容や生活習慣をお聞きし、患者様お一人おひとりの日常生活や嗜好に合わせて具体的な提案をさせていただきます。ワクチン接種
インフルエンザワクチン接種
コロナワクチン接種
精神科
リハビリテーション
精神科デイケア
精神科作業療法
心理療法(カウンセリング)
就労継続支援B型事業
『ぽると』
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精神科デイケア
患者様の主体的な生活の確立を図るため、心身の機能回復及び維持を促し、さまざまな作業活動を用いて行う治療や訓練・指導及び援助です。 活動を通して「症状安定に向けての援助」「対人関係の改善」「基本的な日常生活への援助」「社会生活への援助」を行い、不安なく社会復帰するために活用していただくものです。
- 毎日、家にいるだけ…どこかに出かけたい。
- 人と接するのが苦手だけど…友達を作りたい。人とお話したい。
- 退院したけど…何もすることがない。また悪くなるんじゃないか不安。
- 生活のリズムが…朝は遅くまで寝ている。起きてもテレビの前でゴロゴロ。
このような悩みをお持ちのかた・・・
西岡病院デイケアでは、さまざまな活動を通して- 友達を作ったり
- 日常生活のリズムを身につけたり
- 自分の意見が言えるようになったり
など、社会性や自立心、自尊心などを身につけ、より豊かな社会生活が送れるようにサポートします。
活動内容の紹介
- 所外活動(ボウリング・ゲートボール・ガーデニングなど)
- 季節の行事(お花見・クリスマス会など)
- 病院の行事(運動会・夏祭り・西岡春まつり)
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精神科作業療法
身体の変化や身体的・心理的な障がいに対して治療援助を行います。
運動面の援助や指導のみではなく、手工芸など趣味活動を通して心理面の援助なども行っていきます。活動内容の紹介
- 当院の作業療法は、精神障がい領域分野に向けて取り組んでいます。
活動には、作業療法士と1対1で行う「個人療法」と、複数名で行う「集団療法」があります。
スポーツや料理、手工芸や革細工・陶芸・工作・レクリエーションなどから好きな活動を、また、その人に適した活動を作業療法士が選択し、リハビリテーション計画に基づき行います。
当院の作業療法では、次のようなことを目標としています。
~ 心身の活動を楽しむこと ~
~ 人と一緒に過ごせること ~
~ 生活のリズムを作ること ~
~ 良い自分を発見すること ~
- 当院の作業療法は、精神障がい領域分野に向けて取り組んでいます。
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心理療法(カウンセリング)
カウンセリングとは、カウンセラーが悩みを聞き、疲れた思いを整理しながら、あなたの精神的なエネルギーの回復と成長をお手伝いすることです。
カウンセリングは「人生相談・身の上相談」とは異なります。
「人生相談・身の上相談」は、参考となる情報やアドバイスをもらいながら、解決を手に入れます。
一方、カウンセリングは、あなた自身の潜在力の回復と成長に焦点をあて、自らの力によって問題解決・成長が手に入れられるようお手伝いいたします。心理検査
性格傾向や特性、知能や発達水準、精神状態などが検査できます。
当院では、臨床心理士による心理検査を行っております。
心理検査は、以下のようなことにもご活用いただけます・自分では意識していなかった傾向や特性を知ることができる
・今後の生活を送りやすくするためのヒントになる
・自分自身の特性について他の誰かに伝える際の資料として役立つ -
就労継続支援B型事業『ぽると』
通常の事業所に雇用されることが困難な精神疾患等をお持ちの方に、就労の機会を提供するとともに、生産活動その他の活動の機会の提供を通じて、その知識及び能力の向上のために必要な訓練を行います。